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1990年創業

家電ディスカウント専門店としてエブリデイ北本店を開店。代表の中村秀夫の家族とスタッフが一丸となって、見ず知らずの土地、埼玉県 北本市にお店をオープンしました。エブリデイという店名は、「毎日毎日私達は事業を通じてお客様に楽しさと夢を提供し毎日(エブリデイ) 来店して頂いても満足して頂けるお店にしたい」との想いから初心を 忘れることなく。「エブリデイ」と命名し創業しました。

たった1台のクレーンゲームからのスタート

1992年クレーンゲーム機1台導入。

市場に出回りだしたばかりのクレーンゲーム機にたまたま興味を持った中村は、通常の小売業では提供できない楽しい体験を、クレーンゲームを通じてお客様に提供できるのではないかと考えました。当社は導入当初からクレーンゲーム台をアミューズメント業と捉えず、小売業として捉えて経営をしております。(写真は今もエブリデイ行田店で現役で稼働している1番最初に導入したクレーンゲーム機です)

社長(中村秀夫)が当時の想いを語る。

「私はクレーンゲームをゲーム機と考えたことは一度もありません!」

お客様に楽しみを提供したいと小売業をはじめてみたはいいものの、お客様が買い物をした時に、買った瞬間の喜びはありますが、お財布からお金を払う瞬間に喜びが一瞬冷めてしまうという現実があることを感じていました。何かもっとお客様が買い物をする際に、ストレスなく喜びの体験だけにできないかと常に考えている中で、クレーンゲームに出会いました。クレーンゲームは100 円を支払う時も景品を取れるかもしれないというと期待感をもってお客様がストレスなくお金を支払うことができて、実際に取れた時はさらに喜びを提供できる最高のものでした。私はクレーンゲームをゲーム機と考えたことは一度もありません。私はクレーンゲームという「商品棚とレジ」を使って、「景品(商品)を販売する」小売業の発想で、クレーンゲーム専門店を経営してきたのです。この考え方は今もまったく変わっておりません。ですから、他のゲームセンターとは違い、小売業としてとらえ接客なども強化しているのです。

妻(中村綾子)の「想い」と「地道なフォロー」

クレーンゲーム1台を導入した当初、お客様にアピールしてくために、朝6時にお店のドアを開けて店外に台を設置する、しまうという作業を繰り返し繰り返し行ってきました。妊娠している時も、重い身体ではあったものの、夫とお店を支えたい、お客様に喜んで欲しい、その想いで来る日も来る日も行ってきました。

妻(中村綾子)が当時の想いを語る。

正直毎朝大変でした。妊娠して居た時期は身体のことも正直心配でしたし・・・実際に出産後も続けていたので。それでも毎日クレーンゲームを楽しみに来店してくれるお客様の笑顔を見ると続けられちゃったんです。そのお客様が喜んでくれた声や様子を夫に伝えると、クレーンゲームを1台また1台と増やしていくんですよ(笑)

いつの間にか、お店の中にはクレーンゲームだらけ、そしてクレーンゲーム専門店になってしまいました。

「想い」が広がる!クレーンゲーム専門店の出店

一台、また一台とクレーンゲームが増えていく中で、当社のお店がどんどんクレーンゲーム(UFOキャッチャー)専門店に様変わりしていきました。クレーンゲーム専門店は当時は、とてもめずらしく、埼玉県では考えられないほどの集客力と知名度を誇りました。毎週末には無料の催事(ビンゴ大会、サイコロ大会など)を行い、店内がお客様でいっぱいになる、そんな光景が全店舗で見られました。そのような状況がずっと続くと考えていました。

  • 2001年11月
    クレーンゲーム専門店エブリデイ鴻巣店開店
    (アミューズメント業界初のロードサイド型クレーンゲーム専門店)

  • 2002年4月
    クレーンゲーム専門店としてエブリデイ北本店開店

  • 2002年12月
    クレーンゲーム専門店エブリデイ太田店開店

  • 2005年11月
    クレーンゲーム専門店エブリデイ上尾店開店

取締役穂積が当時の想いを語る。

当時の私は店長でした。地域に同じようなお店もない時代でしたので、年齢問わずたくさんのお客様が来店されていました。当社の統括マネージャーの天沼も、お客様として鴻巣店でよく遊んでいました。地域の人にも「エブリデイ」は名が知れていました。ビンゴ大会などで店内に人が溢れる様子は埼玉県の中では異常な光景でしたね(笑)毎月色々な種類のクレーンゲーム台を作成したりするのが楽しかったです。

時代の流れには勝てないのか…?
電気代高騰、スマホ、インターネット普及の波に勝てず、閉店ラッシュ…

家庭用ゲーム機の進化に始まったアミューズメント業界に対する逆風が 次々と吹いてきました。スマートフォンなどのモバイルゲームの普及による顧客離れ、消費税UP(クレーンゲーム機は100円なので、消費税転換ができません)、電気代の高騰もありアミューズメント経営を続けることが、非常に困難な市場状態が今も続いています。クレーンゲーム専門店としては地域に名の知れた「エブリデイ」でしたが、市場の変化には勝てず、顧客離れと経営コストアップには耐えきれず、撤退を余儀なくされたのです。

ここでは警察庁がこれまでに発表してきた「警察白書」や「風営白書」を元に、 ゲームセンターの営業所数推移を紹介します。平成14年から平成25年までの「許可を要しないゲームセンター等」の営業所数が警察庁の資料に無いため この部分のみ総数は「実態調査」より引用しています。

  • 2011年7月
    エブリデイ鴻巣店閉店

  • 2011年9月
    エブリデイ北本店閉店

  • 2011年10月
    エブリデイ上尾店閉店

  • 2013年6月
    エブリデイ太田店閉店

取締役天沼が当時の想いを語る。

とても不安な毎日でした。当社のメイン事業である「エブリデイ」の業績がどんどん下がっていくのが、目に見えてわかるんです。お客様の数がどんどん減ってく。現場にいると肌感覚でわかるんですよ。閉店も一気にどんどん決まっていきました。自分の子供も家でゲームをしているのを見ると、もうこの業態は無理なんだろうなと思ったり。当時、会社の幹部にもなりたてだったので自分の無力さにもおしつぶされそうになりました。

廃棄されようとする「クレーンゲーム台」
もう一度光を当てられないか・・・思考する日々

4店舗もあったクレーンゲーム専門店をほとんど同時に閉店するとたくさんのクレーンゲーム台が廃棄処分になるかもしれない運命でした。多くの台がとても古いUFOキャッチャーです。もう生産やメーカーによる修理対応もされておらず、廃棄するしかありませんでした。その中には一番最初に購入した台も含まれていました。全てのクレーンゲームに想い出がつまっていました。どうしても諦めきれず、なんとか再度活躍の場を与えられないか、考える日々でした。

妻(中村綾子) が当時の想いを語る。

廃棄されようとするクレーンゲームをみると自然と涙がこぼれてきました。クレーンゲーム1台、1台は私にとっては苦楽を共にした子供のような存在だったので。実際にうちの子供達も私達が仕事で忙しい時に、このクレーンゲームで遊んで育ってきました。それが時代の流れとはいえ、捨てられる運命にあるのはだまってみていられなくて・・・なんとかできないか、毎日主人と話合いましたが結論は出ませんでしたので、店舗物件を自分たちで探してみようとなりました。主人と2人で朝から晩まで毎日群馬県、埼玉県を車で走りました。そうしてある日手頃な店舗物件が出て来たのです。

「1台のクレーンゲームから、ついに世界一へ」

そんな中、埼玉県行田市に空き物件が見つかりました。その物件は廃棄処分対象となっていたクレーンゲームの全てを詰め込んでも十分な広さでした。しかし、ロードサイドのお店で畑のど真ん中、人通りは全くない、そんな立地で成功するはずがないと、たくさんの反対に代表の中村はあいました。それでも、中村は決断しました。「やる、やりきる」。集めたクレーンゲーム台は数えてみたら、いつの間にか1店舗のゲームセンターとしては「世界一」のクレーンゲーム台数になっていたのです。たった1台のクレーンゲームから世界一にまでたどり着いた瞬間でした。

  • 2011年11月
    クレーンゲーム大型専門店
    エブリデイ行田店開店

  • 2012年3月
    エブリデイ行田店がクレーンゲーム台数世界一として、ギネス記録に認定

エブリデイ行田店店長五十嵐が当時の想いを語る。

私が社長から行田店の話を聞いた時に、店長をやらせてほしいと立候補しました。エブリデイ鴻巣店で長い間アルバイトをしてきて、エブリデイで色んなことを学んできました。そんなエブリデイをまた盛り上げたいそう思ったからです。そして、台を集めてみたら、ビックリ世界一の台数でした。 ギネス記録認定の日はとても緊張したのを覚えてますし、認定された時はお客さんも喜んでくれてとても嬉しかったのを覚えています。

業界の常識を破る徹底した人財教育ひとづくりの強化

世界一のスタッフ作りを目指しています。
2012年3月より毎月5回以上の研修を実施しています。

毎月自社主催で、5回以上の人財教育研修を行っています。(研修講師:株式会社あきらめない)内容にも徹底的に拘っています。挨拶研修、ミステリーショッピングリサーチを活用した研修、管理職研修、接客研修、合宿研修、クレーンゲーム技術研修、理念浸透研修など、通常のアミューズメント業ではあり得ない種類の研修を実施しています。世界一の台数に負けない、世界一のスタッフを育てることを目指しています。

社長が人財教育の理由を語る。

通常アミューズメント業界では人財教育をあまり重視いたしません。高額な最新のゲーム機を 設置し、少人数で運営するのが業界の常識だからです。つまりアミューズメント業とは機械を設置して後は勝手に遊んで下さいという装置産業なのです。でも私はディズニーランドと比べた時に、アミューズメント業界の有り方に疑問を感じました。お客様に楽しみを提供するのがアミューズメント業なのにも関わらず、それでよいのかと。私はクレーンゲーム業を小売業と考えていたからこそ、ゲーム機には出来ないお客様を喜ばせる接客が大切だと気づけました。そこから地道に人財教育を積み重ねてまいりました。しかし人財教育は一筋縄にはいきません。思い描いたようにならないのも人財教育なのだと考えています。それでもクレーンゲームを通して「お客様に喜び、楽しみを提供したい」その一心で一生懸命に続けています。

エブリデイ専属研修講師がエブリデイの人財を語る。

「エブリデイ」の人財研修を毎月実施して欲しいとご要望を頂いた時にはビックリしました。最近は同じアミューズメント産業やパチンコ産業なども接客に力を入れるようになってきていますが、人財教育研修を毎月定期的にやっている会社など聞いたことがなかったからです。一度限りの研修や新入社員研修などはよくしますが、それはほとんど効果がないですからね。エブリデイさんも、はじめは「いらっしゃいませ」の挨拶も元気がない状態からスタートでした。お客様アンケートに「台数はすごいけど、スタッフさんが元気がない」とか書かれてました。でも、やっぱり積み重ねは凄いですね。最近のスタッフさんはみんな笑顔で元気よく、お客様に自分から接客しにいくんですよ。この前は、太田店の出店に合わせて合宿研修もやりました。大きな声を出したり、皆で涙を流したり・・・。そんなこと普通のゲームセンターでは考えらないですよ。だから、世界一なんだなと思います。もしかしたら、今後エブリデイの真似をして、クレーンゲームをたくさん並べるゲームセンターもでてくるかもしれませんが、簡単には真似できないでしょうね。簡単には人が育たないですから。

CRANE GAME WORLD

CRANE GAME WORLDは、体験型のレジャー施設です。昭和の時代でも平成の時代でも、親が子どもと一緒になって夢中になれる遊びがありました。そこにはアナログの世界だからこその感動があったはずです。そんなかつての日本にはあったご近所さんとのつながりや、家族の絆を深めていけるリアルな体験が、CRANE GAME WORLDにはあるのです。子どもから大人、おじいちゃん、おばあちゃんまで、家族全員で知恵を出し合って、戦略を練り、手を動かしながら、「笑顔の思い出づくり」ができる場所。これはクレーンゲームをゲーム機ではなく、楽しい体験を通して笑顔を創造するものとして考えてきた私たちだからできるテーマパークだと確信しています。

私達「エブリデイ」の3つの使命と想い

  • 閉店に向かっているゲームセンターを元気にする業界貢献

  • 100円玉1コインでお客様を元気と笑顔にするお客様貢献

  • 100円玉1コインのクレーンゲームを通して地域をもっと元気にする地域貢献

100円玉に夢と希望をのせて「世界一のゲームセンター」は前進します。
こんな私達にお力を貸して下さい。

「地域No.1戦略」「他に真似できない圧倒的な業態力」を軸に、集客力に優れた業態を開発・経営。 今まで作りあげてきた業態には、家電ディスカウントストア「エブリデイ」、娯楽商品ディスカウントストア「エブリデイ」、ブランド・ジュエリー買取販売専門店「EverydayGoldrush」などの「小売・ディスカウント業」から、ゲームセンター「世界一のゲームセンターエ ブリデイ」、漫画喫茶「ESPO」などの「アミューズメント業」などがある。